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『薄桜鬼』その4~左之助ED

油断すると一発変換では絶対に出てこない吐く嘔気『薄桜鬼』でございます。

しばらくプレイしてなかったので(約一ヶ月ぶり),細かい話は忘れてたりしてますが,やってるうちに思い出してきました。

いよいよ原田左之助を攻略してみました。

いつものようにネタバレしまくります。左之だけじゃなくて,これまでの3人(平助,総司,斎藤一)にも触れる恐れがござる。ご注意ください。

つーか,長いし勝手に語りたいだけなので,そういう意味でもご注意を(笑)

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ここにきて予想が外れてびっくりでしたー。
羅刹にならないとはね! そうくるか!
いえ,斎藤さんと左之はならないんじゃないかと思ってたんです。でも斎藤さんがそうなっちゃったからさ,みんななるものと思うじゃないか。

ということで,今回はこれまでの3人とはまた一味違ったストーリーとなってました。

左之ルートでは,千鶴の苦悩にも焦点が当てられます。鬼であることへの苦悩ね。負い目とか。自分がそばにいたら迷惑をかけてしまう,一緒にはいられない,ってね。
これ新鮮でした。これまでのルートではなかったものだから。
まぁ,考えてみると納得です。前回までの3人は,鬼であることに悩む以前に相手が羅刹になっちゃって,そっちのケアに気をとられてたわけですから。しかも,羅刹であるがゆえに,相手が離れてしまう心配も,当面のところはないしね。身体的に彼女の血に依存してるわけだから。
それがない分,彼のそばにいてもいいのかどうかに確信がもてないため,彼女は終始揺れてました。よく言えばいじらしいんですが,ちょっとしつこかったようにも思えてしまいました。もういいじゃん,信じてやれよってさー。

えーと。

左之のキャラですけど。
三章くらいまではまだキャラがつかみきれませんでした。優しい人ってことになってますが,それだけというか。優しいというか普通の人という印象を受けました。
そもそも,私が元々もっている左之助のイメージっていうのが,とにかく明るくて,新選組のムードメーカー,けど漢気にあふれるかっちょいい人,ってものでした。そのイメージとこのゲームの左之のキャラにギャップがあったっていうのがあります。むしろ,新八のほうが左之のイメージに近かったっす。
攻略した今も,なんとも納得できないところはあります。彼が切腹するようなキャラとはどうしても思えないんだよなー。その辺の違和感はぬぐいきれません。

でも,進めていくうちにわかってきたこともあります。
彼は,人のために何かをしたい人なんだね。羅刹になった仲間にも何かしてあげたいって思ってるし,町の人たちを守る仕事なら喜んで力を尽くすことができる。幕府のためとか国のためとかというより,もっと具体的な,目に見えて手で触れられる人のために,尽力したいんですよね。面子や立場のためなんてエゴイスティックな戦いは論外。彼の望みは,彼が公言して憚らない「男は女子どもを守るものだ」という言葉に集約されているように思えます。
自分以外の誰かのために力を尽くせるということは,やはり彼は精神的に成熟しているといえますね。おとなでした。そういうところ,嫌いじゃないです。というかむしろとても好きです。
左之助ルートは羅刹を内包した新撰組にい続けることへの疑問と葛藤がコアになるのでは,と総司EDの感想のところでちらっと書きましたが,そうではなかったですね。ストーリーの重要な一部ではありましたが。

で,それ(人のために何かしたい)が彼の望みのベースとしてあり,そのために葛藤するんですね。戦いの中で燃え尽きたいという望みと,所帯をもって静かに暮らしたいという望み。
うーん,力を尽くしたい対象とその手段がうまく適合しないから葛藤してたってことかなぁ。彼としては,“戦う”という手段で人のために尽くしたいんだけど,嫁はんとの静かな生活を営むには,その手段はふさわしくないし必要ない。
だから,彼のEDはとても理に適っていてよかったのではないかと思うんですよねー。彼女と一緒になる→鬼に狙われ続けるかもしれない,なので,彼は大事な人との静かな生活を守るため戦わなくてはいけない,ともいえるからです。つまり,彼の望む方法で,彼の望む相手のために尽くすことができる,ということです。
なんにせよ,EDの幸せそうな2人はとっても微笑ましかったです。

しっかし,彼の家庭的な夢,いいじゃん! 千鶴にお茶とか平気で淹れさせるのが残念です。あの時代だから,といわれれば仕方ないのですが,あれだけ人に気配りできるのだから,本当に残念。
でもいいパパになりそうですよね。ポイント高し。

そうそう。終盤,千鶴か新八かどっちか選んで!みたいな流れになってて,おいおい,なんでよ?とちょっと苦笑してしまいました。新八も「あたいのこと裏切るの!?」みたいなノリになってたしさ(笑) 気持ちはわかるが。
いえ,別にどっちかを選ばなくてもいいんじゃないかと思ったんすよね。だって,左之だって例の父親と戦うために江戸に戻るんでしょ。しかも羅刹とも戦う。いずれにしても,長州相手だし,新政府軍との戦いってことじゃん。新八も巻き込んじゃえばよかったのに,と単純に思ってしまいました。
でもまぁよく考えりゃ,新八は剣を極めたくて戦いたい人だし,左之とは目的違うしね。仕方ないのか。

長くなりましたが,左之助もとっても素敵な殿方でした。気配りができて,おとなの包容力がある人。理想的だ。そして,左之とは普通に恋愛できて,和めました。

左之ルートのその他の感想。

とにかく,永倉新八がいい男過ぎて惚れる。熱いね彼。

不知火さんが意外とまともな人だったことにマジびっくり。高杉晋作とも親しかったって設定なのも意外。不知火さん,彼も粋な人だよね~。ちょっと好きになりかけてしまった(笑) 彼と敵対し続けなくてすんだことは,左之が羅刹にならずにすんだ大きな要因だったと思います。
そして風間・・・・・・彼は大丈夫なのかと心配になります。周りの人の誰も彼に追従しちゃいないじゃないか。人望ねーな(苦笑) かわいそうな子にみえてきてます。彼攻略が楽しみだわー。

最後に,ずっと気になってたこと。
近藤さんが普通に“いい人”でしかないこと。
彼のカリスマ性,人を惹きつける力があったればこそ,新選組が新選組たりえたのではないかと思うのですが,残念ながら,今のところこのゲームでは彼にあまり心惹かれない。キャラ設定がちょっと中途半端だと思うんすよね。
例えば,『風光る』の局長は,それこそ主人公や総司や副長が心酔するのも納得の描かれ方をしているし,『銀魂』では,相当おばかだけど,どうしても憎めない部分やかっこいい部分もちゃんと描かれてるので,副長や沖田が彼についていくのが納得できる。読者も実感としてそれがわかる。
けれど,このゲームを続けていても,どうしても局長にさほど魅力を感じられないんだよなー。それがとても口惜しいところです。
とはいえ,左之と新八の“虫の知らせ”で飲み明かすシーンにはぐっときましたが。

副長ルートでは少し違った視点で局長が描写されるのではないかと思います。彼のストーリーには局長の存在は大きくコミットしてくることが期待されるからね。

ってことで,次は副長です。
副長,かっこよすぎるからなー。左之ルートでもかっこよすぎでしょ。脱退の場面なんてさー。

でも仕事が始まってしまう・・・うぅ,時間をみつけて進めます。

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